トラネキサム酸

特徴

トラネキサム酸は、OTC医薬品としては初めて肝斑の改善が効能として認められた成分ですが、OTC医薬品でも使用されてきた実績のある成分です。トラネキサム酸は、実はこれまでも医療用医薬品として使用されてきた成分で、肝斑の改善効果も知られていました。

トラネキサム酸は、タンパク質を構成する成分である必須アミノ酸リシンを元に人工合成されたアミノ酸の一種であり、炎症を引き起こす生体内の酵素「プラスミン」を抑制する「抗プラスミン作用」を持っており、肝斑の改善以外にもアレルギー症状や炎症の緩和、止血作用などがあります。喉の腫れや口内炎を治療する薬から、毎日使う歯磨き粉など、幅広く使われています。なお、もし肝斑でない人が服用した場合でも、特に身体に悪い影響が出る成分ではありません。
経口避妊薬の服用、妊娠、閉経などとの関わりから、肝斑の発症には女性ホルモンが大きく影響していると考えられています。ただし、トラネキサム酸の作用メカニズムは、この女性ホルモンの乱れを修正するものではありません。トラネキサム酸は、メラニン発生の要因のひとつと考えられるメラノサイト活性化因子「プラスミン」をブロックすることで、肝斑の原因となるメラニンの発生を抑制し、この結果肝斑を薄くする作用があると考えられております。これまでの研究から、女性ホルモンの分泌などホルモンへの直接的な影響は考えられておりません。

トラネキサム酸は、アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)を持つアミノ酸で両性電解質です。水溶液中では上記のような平衡状態をとります。酸性領域では(+)荷電のTAの濃度が上がり、逆にアルカリ性領域では(-)荷電のTAの濃度が上がります。

種別 粉末 化粧品原料 容量 1g
タイプ別 エレクトロポレーション用
イオン導入用
ローションパック用
効果 肝斑・シミ
商品特徴 防腐剤フリー
メラノサイト増殖抑制
抗炎症作用
※ご注意※
原料のままの状態では使用することはできません。「経口摂取不可」
全成分 トラネキサム酸
使用方法 【エレクトロポレーション(メソアクティス/アクシダーム)での使用方法】
容器に取り分けた1回分のバイオヴィソ(ピンポン玉大・約20g)に対し、
トラネキサム酸1本(1g)を混ぜてご使用下さい。 5%の高濃度のトラネキサム酸の導入になり、大変効果があります。 なお、メソアクティスをご使用の場合は、プラスのままで導入して下さい。

【イオン導入での使用方法】
精製水でご使用下さい。
20mlの精製水で溶かした場合、高濃度5%の溶液ができあがります。
お手持ちのローションに溶かして、ローションパックにもご使用頂けます。